立春が過ぎ、日が延びて春が段々と近づいてくるのが感じられます。
そろそろ畑の準備もしないとな、ということでちょっと畑の様子を見に行きました。
自然農の畑も4年目に突入です。
ちゃんとニンニクも育ってますね〜。がんばれ〜!
まだ畑に残っている野菜達を収穫しました。
白菜も大根も小さいし、小松菜は虫食いだらけだけど、どれもおいしいです。
昨年は里芋が大豊作でした。
もちろん、農薬も肥料も一切使わずにです。
最近、「豊かさ」についてちょっと考えていた時に、
「おいしい食べ物が身近に手に入る」ということがひとつの条件ではないかなあと思いました。
「豊か」であるとはどういうことでしょうか。
お金がたくさんあること?物がたくさんあること?便利であること?
それらも「豊かさ」の条件ではあるでしょう。
粗悪な物がたくさん供給されている状態とは違いますよね。
「豊かな」という形容詞の後に付ける言葉をちょっと思い浮かべてみると、
自分なんかは「豊かな自然の恵み」、「豊かな海」など自然から受けるおいしい食べ物を連想してしまいます。
その豊かな自然から「おいしい食べ物が身近に手に入ること」って豊かさの条件としてけっこう上位に来ると思いませんか?
野菜は人為的に作られた作物という意味で厳密には「自然」とは違うかもしれませんが、
その議論はここでは置いておきます。
でも人は自らその豊かな恵みを与えてくれる自然環境を壊したりしてしまいますよね…
そんなことを考えていたら、ふと5年以上も前にいったインドの田舎の家族を思い出しました。
インドに旅行した際にカルカッタで知り合ったインド人のお兄さんに招かれ、カルカッタから電車で一晩走ったかなりの田舎まで行き、そのお家には2週間ほどお世話になりました。
おそらくその村に来た初めての日本人だと思います(笑)。
その家は電気もガスも水道もない、風呂もトイレもない家でした。
夜は当然真っ暗だし、お風呂は昼間に井戸水でさっと浴びるだけ、
トイレは外で用を足すという具合で今の日本からだとちょっと想像のつかない生活ですよね。
お世辞にも裕福とは言えない環境の中でも子ども達は元気だし、
私も毎日みんなで歌を歌ったりしながら笑顔の絶えない楽しい時間を過ごしてました。
一番左の子はよく見かけたし一緒に食事もしてたけど、ここの家の子ではなく、近所に住む子でした^^
9人兄弟の一番上のお姉さん(写真の右にいる女性)が作るチャパティは絶品で、
カレーも具は少ないものの、スパイスはその場ですり潰し、香りも味も最高でした。
毎食こねては焼きの繰り返し。
1日2食だったけど、お腹いっぱい食べてたし貧乏で惨めな感じはいっさいなかった印象があります。
お世話になった家族の写真です。
9人兄弟で、招いてくれたお兄さんは「魂が抜かれる」みたいなことを言い、写真に写らず(笑)
一番左の女性がお母さんで、お父さんは出稼ぎ中とのことでした。
2週間程度の滞在でしたので全ては分かりませんでしたが、
畑もやっていて、鶏も飼っていました。
スパイスなどはときどき買い出しに行ったり(歩いて片道2時間ほど!もちろんスーパーではなく)もしてましたが、
やはり身近で採れて、自分達で作るおいしい食べ物を家族で食べるが基本でした。
お金も物も、ましてや日本で当たり前のインフラ設備もないけど、
毎日おいしいものを食べ笑って過ごす家族に「豊かさ」を感じました。
もちろん現実には大変なことも多いと思いますが、でもやっぱりお金や物があればいいわけではないなあと思ってしまいます。
このインド滞在記もまた紹介したいと思います。









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