2015年2月17日火曜日

工房のロフト作り

段々と春の足音が聞こえる今日この頃ですが、ここ岡山では早くも空中に様々な微粒が漂っています。
花粉、黄砂、PM2.5(この言い方で正しい?)などなど。
「空気がきれい」が自慢の田舎でも容赦なく降り注ぎます。

数日前からなんか咳が出るなあ、風邪かなあ、なんて思ってたらそういうことだったのね。
そんな時はぬるい三年番茶に塩を入れて喉と鼻のうがいをして対応します。

さて、セルフビルドの草が生まれる工房の菓子工房にロフトを作りました。
前々から作ろうと思っていたのですが、材料もあるし、ちょっと作らないといけない事情もあったので急遽作ってしまいました。

コンポストトイレを作った際に余分に買ってしまった2×4の角材を利用します。
まずは「墨付け」。
「墨付け八年」と昔の大工さんが言ってたように、
これがちゃんとしていないと後が全て狂ってしまうんですよね。
とはいえ、日曜大工レベルの私にはそこまでの精度は難しいです(そもそも8年もやってないし^^)。

1寸(30.3mm)×1寸をカットします。
あの「一寸法師」の一寸です。


写真奥の梁(はり)と手前の梁の間にロフトを作ります。

ノミやノコギリなど手持ちの道具を駆使して、先ほどの床の土台となる角材(大引)が入るように梁に穴を彫っていきます(これをホゾ穴と言います)。

見えづらいかもしれないので、別角度で。
本当はもっと抜けにくいホゾもあるのですが、難易度が上がる分時間もかかるし、
そこまでしなくても大丈夫だろうということで、四角いホゾ穴です。

15寸(455mm)間隔で大引を入れていきます。
よーく見ると少しすき間が空いているのはご愛嬌ということで。

床の縦がの長さが6尺(約1820mm)になるようにするため、5本の大引を入れました。
この5本の大引を付けるために10個のホゾ穴をひたすら彫り続けたましたよ〜!

後は床となる杉板(相じゃくりはなしで)を並べていきます。

そんなこんなで完成です。

before
after 

細かい部分を見るとけっこういい加減ですが、本職の大工さんではないので十分な出来と言えるのではないでしょうか。
材料費は約5,000円くらいかな。
2人で1日仕事とはいえ、5,000円でロフトが作れちゃうなんて安いですよね?

技術的には何も難しいことはしてないし、素人レベルで必要なのは「やる気」と「根気」だと思います。
こういうことをしてると、器用だと思われがちですが、まったくそんなことはなく、どちらかと言うと不器用な部類に入ると思ってます。
小さい頃から図画工作は苦手だったし、簡単なプラモデルなんかでも完成させたためしはないし、塗り絵なんか絶対はみ出すし、そもそも大雑把な性格なんですよね。

まあ、こんな私でも小屋が作れてしまうので、まずは机や棚でも挑戦してみることが大事ではないかと思います。

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